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信頼

信頼される人間になる

Posted on 2014-06-05

  先日、私も少し関係している「ジョン万次郎に学ぶ会」の代表をされている吉田礼三様から、おそらくこの本が舩井氏の遺作になったのではないかとの一言を添えて、本をいただきました。舩井幸雄氏の『未来の言霊』(徳間書店)です。

 タイトルに興味を覚えてこの本を読んでいたら、たまたま面白い部分に行き当たりました。人間の信頼に関しての記載部分です。

 私が最近書いた本で述べていることとほとんど同じ内容を述べられていましたので、以下、多少長いですが引用させていただきます。

 人の信頼を得るためには、まず信頼に足る人間であることから出発しなければなりません。しかし、信頼というのは相手次第ですから、相手に信頼されようなどという気持ちは捨てて、確固たる自分を作り上げることから始めたいものです。

 まず、だいたい35才までの若い世代は「信頼されるクセをつけること」を目標にします。そのために必要なのは、

約束をまもること。

学び好き、働き好き、素直であること。

論理的、現実的であること。

不平や不満を言わずプラス発想型であること。

居所がはっきりしていること、の5つを守ることです。

 若いころのライフスタイルは一生を支配しますから、この期間は極めて大事です。35才以降の壮年期になりますと、「信頼される行動を取ること」が目標となります。

 この前の段階をキチンと過ごせば、かなりの信頼感を得ているはずです。しかし、信頼とは築くのがむずかしく、壊すのは簡単です。そこで、

逃げない、言い訳をしない

どんなことにも前向きに誠心誠意やる

損得より善なる行動を取る

自信を持つ

他人の欠点を指摘したり、悪口を言ってはいけない

ということなどを念頭に置く必要があります。

 そうして55才以降となると、いよいよ人間として総仕上げの時期です。この時期のテーマは「信頼される人間になること」です。

誰もが納得する哲学を持つ(特にどんなものでも大事にする)

他人の足を引っ張らない

「我」よりも「公」を大事にする

謙虚であり、出処進退がきれいである

与え好きである

というのがポイントです。

 こうして、信頼される人間になるよう努力をつづけていますと、苦境に陥ることも少なくなりますし、仮に陥っても、人が助けてくれるようになるものです。

こうして、与え好きで、与えグセのある人間になっていくことが、世のため、人のために貢献したいという思いをより強く持つことにつながると思います。

与えるものが、受け取るもの。

以下省略。

 以上が舩井氏の本からの引用です。

 私が最近出した本、「礼節と誠実は最強のリーダーシップです。」を読まれる方が、少しでも内容の理解を深めるためにと思い、参考までに引用させていただきました。